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食満と三木。
まだまだ続きます。

捏造バッチこい!
というかただけ進んでください。






















「おはようございます!」
「おう。…今日も寄っていくのか?」
「そうですね…潮江先輩から此れを預かってしまいましたし」
「…またかよ、文次郎の奴…」

田村三木ヱ門が度々俺の所に訪れるようになったのは最近のことだ。

田村と平が屋根をぶち壊したのを共に修繕してからと言うもの、田村は何かある度に用具倉庫まで顔を出すようになっていた。
手伝ってくれるのは有り難いが、甘えすぎるのも気が悪い。用具委員は他にもいるのだからとやんわりと控えるよう言ってみたのだが、直す技術を身につけたいのですと言われてしまえば断る理由もない。
実際、今までユリコやサチコであちこち壊すことも多かった田村が自力で修繕出来るようになるのは良いことだ。
そんな訳で、会計委員の仕事に差し障りがないのであれば、と手伝いにくる許可を出した。
つい先日の話だ。

用具に引き抜くのか!!と文次郎に言われる前にそうではないのだと伝えに行き、
「あいつは使えるからな!有り難く思えよ!!」
と笑った文次郎を見てから、1週間も経っていない。
それから毎日のように手伝いに来ているのだから、準用具委員といっても良いくらいだ。

成績は学年一成績だと滝夜叉丸と共に言い合うだけあって、飲み込みも早い。
これは富松より手際が良くなるのも時間の問題だなと感心してしまう。
鑢をかける手が白い。

「なぁ田村」
「はい?」
文次郎から預かったという焦げて欠けた算盤(おそらく10キロ)を直す手を止めて顔を上げた田村と、目を合わせる。

「お前って意外と白いよな」

は…?と首を傾げる田村の見た目に似つかわしくない仕草に口元が綻ぶ。
「外で石火矢ぶっ放してる割には色白だよな」
あぁ成る程、と田村が小さく呟く。
「体質ですから」
「赤くなる性質か」
「そうですね」
言いながら田村は自分の腕を見る。
「会計で外、走り回ってんじゃねぇか」
「忍び装束だと肌は殆ど出ませんから」
手首から先、それに首、顔。
普段露出している部分なんてたかが知れている。
「そりゃそうだよな」
「はい」
出てる部分は多少黒くなってますよ、と言う田村の頭を撫で回す。
「諸肌脱いで鍛錬、て柄じゃねぇもんな」
少し想像して笑ってしまう。

出ている部分も十分白いと思うのに、それでも黒いという田村の、布に覆われた部分はどうなっているんだと想像しかけて慌てて止めた。

代わりにもう一度頭を掴んで髪をグシャグシャかき回すに留めておいた。
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取り扱い傾向
食満三木・食満綾・文団 基本的にマイナ。 全て脳内妄想による捏造の産物です。 新たに与四兵始めちゃいました。
プロフィール
HN:
航輝
性別:
女性
自己紹介:

団蔵、きり丸、文次郎、滝夜叉丸は不動のベスト4ですがその他の子たちも大好きです。その時の熱の入り方によって傾向がかわるやもしれません。
連絡先→ ar.k512.roger★hotmail.co.jp ★→@でドウゾ。
twitter→takeya_chika(航輝)です。時々つぶやいています。