× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ひっさしぶりに!!!! 庄左ヱ門ときり丸なんぞ。 このシリーズも一区切りとします。笑 次々とくっつぎ過ぎかなーと思いつつ… くっついてってるのは、 食満三木、文団、庄きり、与四兵の順、なんですけどねー… こへ滝は暫く、くっつきません。 ?土井 ?左近 ?仙蔵 は、食満三木よりも前です。 仙蔵、土井先生、左近の順です。 伊助には悪いけどしばらくの間、部屋を出てもらう。 居たところで別に俺は構わないけど、庄左ヱ門は構うだろうと思ったから。 部屋に入っても気付かずに寝てるなんて珍しい、というか、らしくない。 疲れてるのか、けれど出直すのが何となく嫌で寝ている傍らに座り込む。 「庄左ヱ門」 すやすや、寝息をたてる彼を見ながらそっと囁く。 …俺も多分、庄左ヱ門が好きだ。 聞こえてなんか、なくて良い。 こんなの聞こえていたら恥ずかしくて耐えられない。 好きだと思う、とか言うから、あれから俺は考えて考えて考えて、団蔵と潮江先輩を観察したり、食満先輩と田村先輩を観察したり。 なんかさ、凄く嬉しそうに町へ出かける先輩や、髪を結うところを見かけたり、ふとした瞬間に交わる視線だとか。 「お前の横なら女装して歩いてやっても良いと思ったんだぜ」 そっと頬に触れる。 ドキドキと、自分の脈が速いのがわかる。俺は何をしようとしてるんだ。寝てるからって。目を覚まさないからって。 寝ている庄左ヱ門の横に手をついて横に添う。 「目を覚ませよ」 でなきゃ知らない。 目を瞑り、小さく息を吸う。 「知らねぇからな」 「…何が知らないの」 声が聞こえてギクリとする。いつから起きてた? そーっと目を開ければ柔らかな笑みを湛えて、俺を見ている庄左ヱ門。 「ねぇ、きり丸?」 何が知らないの、とクスリと笑う。 「いつから起きてた」 「さっき」 さっきっていつだよ、とぼやいてみる。顔が赤いのは、もうどうしようもない。 「ねぇ」 庄左ヱ門の指先が頬を顎をゆっくり滑る。 「知らないよ」 何がだよ、と答えた声が僅かに掠れているのが耳につく。 「嫌がらないなら、知らないよ。…それとも今度はきり丸が寝とく?」 「あのなぁ、」 腕を伸ばして庄左ヱ門を抱きしめてやる。 「寝ないぞ」 「そう」 寝ないの、と悪戯っぽく笑ったと思った次の瞬間には抱きしめ返されていて、そのままそっと額に口付けられた。 「寝なくていいの」 瞼に鼻先に、少しずつ口付けは下りてくる。 「知らないよ」 「何がだよ」 「さぁ、何だろう」 「じゃあダメだ」 「そう」 ダメなの、と呟く庄左ヱ門が意外という顔をしてた。分かんないことさせちゃダメなんだ。コツンと頭をぶつけてやる。 ぎしっと廊下で音がした。 「また今度にしようぜ」 伊助がドギマギしながら廊下に立っているんだろう。 「…じゃあ、また今度ね」 「あー良いよ」 よっと起きあがる。俺を見上げて庄左ヱ門が笑う。 「女装する?」 「…聞いてたのかよ」 「聞こえたんだよ」 「ちっ…姉弟に見えるのがオチだぜ」 「良いんじゃない。僕らとしては違うから」 「そんなもんか」 「そんなもんだよ」 まぁ今はそれでもいいけどな、と思いながら、外にいる伊助に声をかけた。 PR |
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食満三木・食満綾・文団
基本的にマイナ。
全て脳内妄想による捏造の産物です。
新たに与四兵始めちゃいました。
プロフィール
HN:
航輝
性別:
女性
自己紹介:
団蔵、きり丸、文次郎、滝夜叉丸は不動のベスト4ですがその他の子たちも大好きです。その時の熱の入り方によって傾向がかわるやもしれません。 連絡先→ ar.k512.roger★hotmail.co.jp ★→@でドウゾ。 twitter→takeya_chika(航輝)です。時々つぶやいています。 |