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文団
?綾 で 食満綾
こへ→滝


















文団




たまに先輩がわからない。

「団蔵、ちょっと」
「はい?」
「こっち向いとけ。で、目ぇ瞑れ」
「・・・はい?」
「いいから」

いいから、じゃない。
何だろう何だろう何だろう目を瞑れってもしかして。
もしかして。
うわぁあああ、どうしようどうしよう!!
ドキドキする。
ギュっと目を瞑ってこれから起こるだろう事態を待ちかまえる。

頬に手が触れる。
目元に顎に指がそっと触れていく。
どうしようどうしよう。
どんどん顔が赤くなるのがわかる。

「もういいぞ」

え?これは、一体。
「え、…と?」
先輩? と顔を見る。
「取れた。睫毛」
「…あぁ、ありがとうございます」
ドキドキしてバカみたいだ。なおさら顔が赤くなる。
僕は一体、何を期待していたのって思う。
ダメだもう、気ににしたくない。気にしちゃ負けだ。

「なーんだよ」
「いいえ、あの、別に」
「ふーん」

一瞬、また指先が顎に触れ、何かが頬を掠めていく。

「せ」
「お子さまにはこれで十分だろ。我慢しな」

…先輩は時々ホントに、変。











?綾前提の食満綾


襟元を掴んで引き寄せる。
唇を寄せて、そのまま強く抱きしめた。

「おっいコラ!!」
「今日は先輩の意見は聞いてません」
「あぁ?ふざけんな綾部、おま」
「黙って下さい」

もう一度、もう少し深く口付ける。
ほらどうせ力を抜いて、今度はあなたが求めてくれる。

拒絶なんてしないでお願いだ誰か受け入れて。
あの人のことなんて考えられないくらい、お願いだ私を何とかして!










こへ→滝

「滝夜叉丸。ねぇ!滝ったら!!」
「なんですか、先輩」
「私、おまえのこと好きだよ」
「はいはい、私も先輩が好きですよ。ところで今日はどこをどれくらい掘るおつもりですか?」
「え?えっとねぇ、裏庭から始めて学園半周くらいしようと思うんだ!」
「・・・そうですか。じゃあアイツらには伝えておきますね」
「おーよろしくな滝!!!じゃまた後で!!!」
「はい後ほど、七松先輩」

違うんだよなぁ。
滝、私は本当にお前のことが好きだ。お前が考えている以上に好きになっている気がするよ。
まぁいいけどね、今は本気にしなくても。
好きだからってそりゃ色々出来たらいいなと思うけれど、何となく、こういうのは焦らない方がいいみたいだからな。

滝。私はお前のことが好きだよ。

「好きだよ、滝」
独り言がぽとりと落ちた。
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取り扱い傾向
食満三木・食満綾・文団 基本的にマイナ。 全て脳内妄想による捏造の産物です。 新たに与四兵始めちゃいました。
プロフィール
HN:
航輝
性別:
女性
自己紹介:

団蔵、きり丸、文次郎、滝夜叉丸は不動のベスト4ですがその他の子たちも大好きです。その時の熱の入り方によって傾向がかわるやもしれません。
連絡先→ ar.k512.roger★hotmail.co.jp ★→@でドウゾ。
twitter→takeya_chika(航輝)です。時々つぶやいています。