忍者ブログ
[59] [58] [57] [56] [55] [54] [53] [52] [51] [50] [49]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

拍手ログ2
バレンタインネタのつもりでした。































食満三木


「…食満先輩」
「ん?なんだ」
「ちょっと目、瞑ってて下さい」
「・・・・・・・・?」
「5秒、瞑ってて下さいよ」
「分かった」

1、
気配が近づく。
2、
唇に触れる感触。
3、
口の中に広がる苦さと甘さ。
4、
・・・離れる。
5。

「・・・・・・・・・・・」
目を開ける。

「南蛮菓子だそうですよ」
「・・・・・へぇ」
「少し、興奮作用があるらしいです」
「・・・・・へぇ?」

目の前の顎を掴んで上に向ける。
「それは挑戦的だな、田村」
目が笑っているのが見える。
「そういう強気なところ、俺は好きだけどな」

口の中に残る甘さを再び味わおうと口付けた。







こへ滝

「七松先輩」
「なんだ、どうした滝!」
「これしんべヱから頂いたんですが。一緒にどうかと思いまして」
「へー・・・なんだこれ」
「南蛮菓子の1つらしいですが・・・」
「ふーん、ありがとな!じゃ、早速食べるか!!」
「はい」

「・・・何だか見た目に反する味ですね」
「んーすごく甘いなー」
「少し苦い気もしますが」
「でも甘い」
「そうですねー」

「なんか、匂いが髪にまでついてる気がする、滝」
「え?」
「ホントだよー、滝を今、食べたら甘いんじゃないかな」
「・・・何をおっしゃってるんですか」
「ははは!!食べないけどなー!!」
「当たり前でしょう!」






土井先生ときり丸

「きり丸、これは何だ?」
「あ、先生ー!これしんべヱが持ってきたんですよ。おみやげって」
「へー・・・南蛮菓子なのか?」
「そっすよ。ちよこれいと?とか言ってたかなー・・・」
「ふーん・・・お前、町で売ろうとか考えてるんじゃないだろうな」
「へへへ、わかります?」
「当然だろ」
「ちゃーんと俺たちの分は残してありますって!!」
「ほーぅ、そうかそうか」
「はい、これ、先生の分」
「・・・ありがとう」
「なんでか知りませんけど、手でずっと持ってたり懐に入れっぱなしだと柔らかくなっちまうんですよ」
「熱に弱いのか」
「みたいです」
「ふーん・・・砂糖みたいなものか・・・?」
「なんなんでしょうねぇ」
「ま、良いか」
「良いでしょう?」
「そうだな。じゃ、早いとこ売ってこい。食べるの待っててやるから」
「はーい!じゃあ行ってきまーす」
「気をつけてなー」





文団1

「せーんぱい!」
「おーなんだ、団蔵」
「これ、あげまーす」
「…?なんだ、これ」
「しんべヱのお土産です!!僕一人で食べるのは勿体ないと思って」
「…おう、有難うな」
「いいえー!食べてみたら、凄く甘くて美味しいですよ」
「ほー…じゃ、頂きます」
「どうですか?」
「…甘いな」
「でしょー」
「おう」
「喜んでもらえてて良かったです!!」
「さんきゅ」
頭を撫でてくれる先輩の目が優しくて少し、ドキッとした。





文団2

「団蔵」
「はい?」
「お前、甘いもの好きだろ」
「好きですよ」
「じゃ、これやる」
「……?」
「こないだ長次が作ってた南蛮菓子」
「…あー!お誕生日会用の!」
「おう」
「…先輩が作ったんですか?」
「ま、な」
「すごーい!! じゃ、早速! いただきまーす!」
「ん、じゃ、俺行くわ」
「ひぇんふぁい」
「あぁ?」
「ふぁりふぁとうふぉざいふぁふ」
「………?」
「っありがとうございます! 美味しいです!」
「…そうか。なら、良かったよ」
PR


忍者ブログ [PR]
取り扱い傾向
食満三木・食満綾・文団 基本的にマイナ。 全て脳内妄想による捏造の産物です。 新たに与四兵始めちゃいました。
プロフィール
HN:
航輝
性別:
女性
自己紹介:

団蔵、きり丸、文次郎、滝夜叉丸は不動のベスト4ですがその他の子たちも大好きです。その時の熱の入り方によって傾向がかわるやもしれません。
連絡先→ ar.k512.roger★hotmail.co.jp ★→@でドウゾ。
twitter→takeya_chika(航輝)です。時々つぶやいています。