聞いて聞いて 番外編２

けまみき番外編2つめ。
6年バージョンに続く、4年バージョンです。



個人的にタカ丸さんがつかめていなくて・・・
残念ですね。
出せない。

けまみき、お幸せに！

という気持ちだけあふれてます。笑
伝わらないかもしれないけどあふれてます。




















｢三木､どうなの結局は｣
｢あー…上手くいった…のだと思う｣
｢思うとは？｣
｢いきすぎた｣
｢いきすぎた？｣
｢何かあったの｣
｢あった…というか､何というか｣
｢だから何が｣
｢結果がだ｣
｢上手くいったんじゃないのか｣
｢だから､上手くいきすぎたんだ｣
｢意味が分からん｣
｢どうしたの｣
｢食満先輩をよろめかすことは出来たんだ｣
｢おや､やっぱり上手くいったんじゃない｣
｢…まぁ､だから､上手くはいったんだ｣
｢三木ヱ門｡じれったい｣
｢あー…｣
｢不都合でもあるの｣
｢いやー…｣
｢食満先輩をよろめかす為に部屋に行ったんでしょう？｣
｢で､よろめいたんだろう｣
｢あぁ｣
｢何がいきすぎたんだ｣
｢…その場の成り行きで｣
｢成り行きで？｣
｢…………………抱かれた｣
｢は!?｣
｢それって無理矢理…？｣
｢いや､あー､…最初は私がその気にさせたんだから次は先輩の番じゃないかみたいな遣り取りを…｣
｢バカ｣
｢まぁまぁ｣
｢それでなんか､その場の流れで｣
｢寝たんだ…｣
｢はー…｣
｢だから上手くいきすぎたんだ｣
｢…だろうな｣
｢…だろうねぇ｣
｢ははは｣
｢どうするんだこれから｣
｢また寝るの｣
｢そこまで食満先輩が好きになったかは…やっぱり雰囲気だと思うし｣
｢何も言われなかったの？｣
｢何て？｣
｢惚れたみたいな発言｣
｢んん､あったような…｣
｢どっちなんだ｣
｢そういう事をした直後の言葉を易々と信じたくないというか｣
｢あぁ…｣
｢三木は好きじゃないの｣
｢気にはなるんだけどな…｣
｢ふぅん｣
｢次に誘われたらどうするんだ｣
｢…行くかも…｣
｢まぁ確かめてこれるしね､良いんじゃない｣
｢構わないなら好きにしたらいいとは思うが｣
｢…あぁ｣
｢頑張ってね三木ー｣
｢…あぁ｣
｢好き同士なら良いのにな｣
｢まだよく判らないんだものねぇ｣
｢ま､今すぐでなくてもな｣
｢徐々にねぇ｣
｢…あぁ｣






-----------------------------------------------------




｢ねぇ三木｡下世話な事を聞いても良い？｣
｢うん？｣
｢食満先輩って上手いの？｣
｢なっ…!?｣
｢何を聞いてるんだお前…｣
｢いや何となく｡下手より上手い方が良いじゃない｣
｢そうかもしれないが､聞くか普通｣
｢私たちの仲じゃない｣
｢あぁ､そう｣
｢…物凄く恥ずかしいだろ…｣
｢え､上手くないの｣
｢そうじゃないけど!!!!!｣
｢上手いんだー良かったね三木｣
｢…そ､そうだな…？｣